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アンナ・パブロワ [映画]

「100年のロシア」『アンナ・パブロワ』
http://www.uplink.co.jp/factory/log/003869.php
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ANPO [映画]

最近、ちょっとしたお勉強をしているため、読書はしばし中断。
ちょっとずつ読んではいるけど、なかなか読了しないため。

ということで、映画の話題。
日米安保条約に関するドキュメンタリー作品。
60年代の安保闘争。そして学生運動。
生まれる前のことで、どこか遠い世界の話な感じだが、両親はその時代を生きてきているはず。
そのわりに、話題になることはあまりなかったような。

60年代当時の様子から、現在の沖縄の基地の問題までを、映像とインタビューで綴っていく。
60年代という時代は、国民が本気になれば、政治や社会は変えられるという気風があった時代のように感じた。
現在はどうだろう?
少なくとも、いわゆる若者たちはそうは思っていないように思う。
かくいう自分も、当事者という意識は弱い。
インタビューに出てくる人たちの中には、当時から何らかの活動をしていた人、またその思想を作品として表現している人たちが多い。
しかし、そうした中で、自分と同年代、もしくはもっと若い世代が、それぞれのやり方で、安保問題に取り組んでいる様子も紹介される。
当事者意識をもった人たちが、こうした活動を続けている今のうちに、日本がどうなっていくのか、世界がどうなっていくのか、その中で自分たちのできることは何なのか考えていくきっかけになる映画だと思う。

正直、白黒はっきりさせることは難しい。
この作品の中でインタビューされる人たちは、おおむね安保反対派だ。
しかし、一概に、基地がいい・悪い、アメリカがいい・悪い、などと決めることはできないのかもしれない。
全員が納得する答えもないのかもしれないとも思う。
それでも考える、ということが大切だと思う作品だった。
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ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実 [映画]

ローリング・ストーンズのドキュメンタリー。
イギリスの高い税金から逃れるため、フランスに移住することになったメンバーたち。
その移住先で作られることになる「メイン・ストリートのならず者」のレコーディング風景などを追っている。

正直、ローリング・ストーンズについての知識はほとんどない。
有名な曲は数曲知っているが、ライヴも観たことないし、来日した際にちらっとテレビで観たぐらい。
かっこいいおじさん達だなぁ、ぐらいの印象。
なのでこの映画で観る以外のストーンズについては、何も語れない。

1970年代のストーンズの面々はとにかく若い。
時代なのだろうが、とにかく酒とドラッグが、ファッションのように出てくる。
それなのに、彼らは結婚したばかり、子どもが産まれたばかりのメンバーが多かったせいか、とても家族を大事にしている面もみせる。
当時をよく知らないので、何とも言えないところだが、そこにアンバランスな感じを受けてしまう。
そして、その中でも、彼らの音楽活動はかなり精力的にみえる。
酒やドラッグにおぼれっぱなしではなく、また家族との生活の中に埋没することなく、音楽を生み出そうとするその姿勢は、やっぱり彼らは音楽をやるべくしてやっているのだろう。

このドキュメンタリーでみるだけでも、彼らの性格は決して同じではなく、かなり違った部分がある。
それなのに、現在までの長い期間、多少メンバーの入れ替えがあったにしても、バンドとして存続し続け、また第一線で活躍し続けているのはすごい。
数年前に来日した時も、私自身は観ることがなかったが、ライヴに行った人たちは、大絶賛していたし。

60分という、映画にしては短い時間だが、ストーンズの音楽をよく知らない人にでも、それなりに楽しめる作品だと思う。
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レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏 [映画]

2008年 UEFAチャンピオンズリーグにおけるレフェリーたちのドキュメンタリー。
試合をする選手達はもちろんだが、レフェリーたちも各国の代表として試合に臨んでいる。
そこでは、常に正確さが求められ、また厳しい批判や時には怒りにさらされる。

ある試合で、ミスジャッジをしてしまった主審がいた。
それも試合を左右するような場面で。
負けた国の人々の怒りは相当で、首相まで審判団に対する不審のコメントを発表。
その結果、本人はもちろんのこと、自国にいる家族にまで警備がつけられる。

レフェリーと言えど、一人の人間。
それもサッカーの試合では、その場でのビデオ判定はない。
もちろん間違えはある。
映画の中でも、「我々は選手の間違いを認めている。私たちにも間違いがあることを理解してもらいたい。」という趣旨の発言が流されている。
しかし、海外、それもサッカー強豪国と言われているような国々では、サッカーの試合の結果がたちまちもめごとの一つとなってしまう。
そんな中で、プライドをもってピッチに立ち続け、公正で正確に試合をコントロールしようとするレフェリーたちには、本当にすごい存在だ。
実際、サッカーの試合を観ていると、レフェリーの技量というのは、その試合を大きく左右してしまうことが多々あることだ。

ピッチ上での厳しい顔と、プライベートな表情。
このドキュメンタリーでは、その両方をうまく撮っていると思う。

『レフェリー 知られざるサッカーの舞台裏』
http://www.webdice.jp/referee/
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アリス・イン・ワンダーランド [映画]

気がついたら『アバター』は観ないまま、すでにDVDが発売されている……。
もともと、ミニシアター系の映画を観ることが多く、ランキングにあがってくるような映画を観る機会はあまり多くないのだが、それにしても"3D映画"はちょっと気になる。
あちこちの批評などを見てみると、3Dを観るなら、iMaxシアターで観ないと、というのをいくつか見かけたのだが、それは時間的にちょっと無理。
なので、近所のシネコンで観てみた。

ティム・バートン&ジョニー・デップの映画が好きな人なら、それだけで充分楽しいかも。
私自身もあの世界観は結構楽しめた。
フィクションな世界、それもどことなくいびつな、それでいて美しい世界は、映像ならではの世界が広がっている。
『アリス・イン・ワンダーランド』といいながらも、素直に『不思議の国のアリス』ではないところも、それはそれでまたおもしろい。
20歳になったアリス。
自分の意思をもって、とても自立的な女性に描かれている。
ただワンダーランドを描くだけでなく、そうした人間像をしっかり出してくるところはさすがだと思う。

問題の3D。
確かに映像はきれいだと思う。
でも、3Dにする必然性はあったのか?
よくわからない。

関係ないけど、普段、眼鏡をしている人にとって、3Dメガネはかけにくい。
一応、眼鏡の上からでもかけられるよう設計されているのはわかるのだが、やはりあまり心地いいものではない。
この辺も、どうにかならないものか。
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