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ストーンズ・イン・エグザイル〜「メイン・ストリートのならず者」の真実 [映画]

ローリング・ストーンズのドキュメンタリー。
イギリスの高い税金から逃れるため、フランスに移住することになったメンバーたち。
その移住先で作られることになる「メイン・ストリートのならず者」のレコーディング風景などを追っている。

正直、ローリング・ストーンズについての知識はほとんどない。
有名な曲は数曲知っているが、ライヴも観たことないし、来日した際にちらっとテレビで観たぐらい。
かっこいいおじさん達だなぁ、ぐらいの印象。
なのでこの映画で観る以外のストーンズについては、何も語れない。

1970年代のストーンズの面々はとにかく若い。
時代なのだろうが、とにかく酒とドラッグが、ファッションのように出てくる。
それなのに、彼らは結婚したばかり、子どもが産まれたばかりのメンバーが多かったせいか、とても家族を大事にしている面もみせる。
当時をよく知らないので、何とも言えないところだが、そこにアンバランスな感じを受けてしまう。
そして、その中でも、彼らの音楽活動はかなり精力的にみえる。
酒やドラッグにおぼれっぱなしではなく、また家族との生活の中に埋没することなく、音楽を生み出そうとするその姿勢は、やっぱり彼らは音楽をやるべくしてやっているのだろう。

このドキュメンタリーでみるだけでも、彼らの性格は決して同じではなく、かなり違った部分がある。
それなのに、現在までの長い期間、多少メンバーの入れ替えがあったにしても、バンドとして存続し続け、また第一線で活躍し続けているのはすごい。
数年前に来日した時も、私自身は観ることがなかったが、ライヴに行った人たちは、大絶賛していたし。

60分という、映画にしては短い時間だが、ストーンズの音楽をよく知らない人にでも、それなりに楽しめる作品だと思う。
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